今年は、「もしもの時」をもう少し考える時間を持とう

お題「2018年の抱負」に絡めて書きます。

 

2018年も既に一週間過ぎ去ってしまいました。私は年明け早々からのトラブルに巻き込まれ、タクシー帰りを余儀なくされる状況でしたが、幸い2日間で終息したため連休は死にそうになった体を復活させるために使う事が出来ました。

今の仕事であればトラブルがそれなりに起こるし、年に数回は徹夜若しくはそれに近い対応をする必要が有ります。私はトラブルの原因が自分ではなくとも、ひとまず呼吸を落ち着けてプライベートの予定を確認を始めます・・・。トラブルの影響範囲が見えている時は良いのですが、波及度合によって頭数として呼ばれる事もありますし手の空いているメンバーとして作業を振られる可能性もあります。トラブルが発生して自分のプライベートを優先できる事は稀ですし、ましてや自分が原因で発生したトラブルに対して当事者がいなくなる事が許されるような事は、ほぼありません。(もちろん、体調不良の時は周りが何とかしてくれます。そう、メンタル系の病ならばなおさら。)冷静な状況では当たり前かも知れませんが、最初に家族にLINEで連絡をします。プライベートに関する対策を取っておく事で仕事のトラブルに端を発するプライベートのトラブル発生を軽減する事が出来るからです。最近では「取り合えず帰れないかも」という連絡をするようにしており、「帰れないほどのトラブルなのだから仕方ないよね・・・。」と認識して貰うのが狙いです。これまでの経験からどれだけ工夫した所でトラブルの状況は伝わらないし、自分が対応すべき理由も説明は難しいからです。常に緊急事態に身を置いていて慣れっこになっているご家庭であれば理解も早いでしょうが、急なトラブルと言うのは第三者には理解しずらいものです。交通事故やケガと言った人命に関わる事は誰にでも理解しやすいですが、「サーバのデータが壊れてデータの復旧が必要なんだ。」と言われても「へぇ・・大変そうだね。」としか思わないでしょう。職業に応じて致命的なトラブルがあると思いますが、そのような現場に立ち会った事が無ければ理解するのは難しいだろうと思います。わからない事、知らない事は簡単に想像できないでしょう。また、トラブルが起こっている現場の時間経過は通常時の数倍で流れている事が多く、気付いたら深夜になっていたという事が良くあるからです。得てして一番落ち着いているのが初期段階(情報の整理を行っている段階)である事が多いのではないでしょうか。

 

 年始早々から仕事のトラブルに巻き込まれて幸先の悪いスタートとなったのですが、これを教訓に「もしもの時」について考えておく時間を持つべきだと思いました。「もしもの時」と言うのは自分が年を取り、家族が年を取る事でどんどん変化しているのだけど、なかなか考える時間を持つ事が出来ず、ほったらかしと言うのが実情です。

 

先々が予見できる「もしもの時」

・母親はどんどん高齢になる。メタボが進行し足も悪くなった。

・下の子が小学生になり、生活環境が変わる。

・自分の頭髪が薄くなって…

 

 先々が予見できない「もしもの時」

・自分ないし、家族に関する交通事故やけがの発生

・会社が倒産する、職を失う。

・何らかの犯罪に巻き込まれる

 

 仕事のトラブルは何度も経験をして、それなりに耐性もついているし何をするべきか想像する事も出来ます。でもプライベートの大きなトラブルと言うのは、そうそう何度も経験するものではないし(したくもないし)、自分の人生や子供の人生に影響する可能性もあります。独り身であればもっと自由なのでしょうが、家族を持った事による責任として家族に対する「もしもの時」を想像して対策を取る時間を持つべきだと考えています。「もしもの時」は、すごい速さで時間が流れるように適切な判断を行う事は難しいでしょうから、余裕があるうちにある程度考えておいて自分の判断に後悔が無いようにしておきたいものです。

 

今までがラッキーだっただけで、これからアンラッキーになるかも知れない。
明日、何が起こるか分からないですから。

いろんな事を悪く考えるのではなく、予見できる「もしもの時」もあるのだから、もう少し対策を考えて楽観できるようにしておきたいと思ったのです。

 

おしまい。