歳をとったものだ

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歳をとった事で考えが変わる事はたくさんあります。正吉さんのブログを読みながら自分はこの先どうして行きたいのだろうと迷います。現代は不惑の歳こそ惑うべきなのかも知れません。「家族がいるから」という理由は人生に大きな意味を持つと思うのです。しかし、現実には板挟みばかり…仕事を優先すれば家族は不満に思うでしょうし、家庭を優先すれば仕事が回らない事もあるでしょう。

 

本当の所は、世の中で残業時間がいくら制限された所で、自分の満足する形を決めて履行できる状態になるまでは何も変わらないのだと思います。結果的に何か後悔を残すことになる。色々と考え、悩み、惑い、相談するといったプロセス抜きに自分の中で決めつけてしまっている事が問題なんだと思います。心のケアが叫ばれる世の中になりつつありますが、もっと手前の段階で生き方についてカウンセリングする事が大事なのではないかと思います。突き詰めれば、子供の頃から。

 

ちきりんさんのブログや書籍を読んで共感する事や自分で考える事が増えました。理由の一つに、自分が40歳になり時間が有限かつ価値が高いものであると肌で感じるようになったからです。私の周りにいる上司は、「考えたり、悩んでも仕方ないだろう」と言うと思います。自己の体調を崩すまで働いて責任を全うする事が美学だと思われているからです。今こそ自分の時間を取り戻さないと。