クロネコさんが走る

我が家には今日も黒猫さんがやってきた。Amazonからの荷物を届けるために。

以前は、送料が勿体なくて送料無料になるレベルの商品(家電やまとめ買いなど)しか使う事はなかったが、ちまちまと節約を考えている中で「普段飲んでいる缶コーヒーとか、ペットボトルとかまとめ買いした方がお得なんじゃないか?」と思い出したら、Amazonを利用する事が多くなり、AmazonPrimeに加入した時点で、その考え方は加速した。「送料無料なら届けてもらえばいいか。」

 

テレビ番組でも、「店の裏側見せます!」で当たり障りのないように伝えているが、売れるもの、売りたいものが前の方に陳列されており、釣り餌となる価格が安い目玉商品と共に並べることで売りたい商品も一緒に買いませんか?というオススメ(本当にお勧めかわからないけれど)をしてくれている。正直余計なお世話だと思う。何故なら、自分はそういった誘惑に弱いから。なんか良さそうとか、子供のためにとかアクティブな理由は簡単に思いついてしまう。しかし、それを嫌って数百円の商品の品定めに時間をかけるというのも、また無駄が多い。ネットで評価を見た方がサクッと調べられるから、店舗に行った時に悩むというのは効率的じゃない。きっと私の知らないところで店舗側も買わせる策を練っているのだと思う。疑い深い人に金を使わせるのは難しいと思うので。

 

結果、「同じものをいつもの通り買えばいい。」という平凡な作業はAmazonで発注履歴から、ぽちっとするだけで瞬時に完了する。無駄な時間を極限まで削減できる。ここまで到達すると、抜け出すの方が困難になってくる。日本全国同じような人がいるんだろうな。

 

黒猫さんにはこれからも頑張ってほしい。もちろんAmazonにも頑張ってほしい。便利な事はどんどん発展していって、「黒猫が通ると不吉な事が起こる」迷信はどこへやらルート配送のような、毎日1回、黒猫さんを見るようなそんな時代になった方がいいかもねと思ったりする。

 

おしまい。