読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

会社勤めのオリジナリティ

はてなブログにもスタートアップ企業の話が持て囃されていて、世間を賑わせているように思われます。個人的には羨望の眼差しを向けつつ、その眩しさ故に目を背けながら細々と暮らしているわけですが、厳しい世の中を生きていくためには「自分しかできない」というオリジナリティを携えていなければ、効率的に稼げない(意識高めに言えば、多くの人に価値を提供できない)と思います。オリジナリティと言っても役に立つか役に立たないかは所属する組織に依存すると思うので一概には言えないのですが。

 

しかし、会社に所属していて、オリジナリティを発揮するというのは非常に難しいもので、現実的には組織としてカバーすべき事が個人への依存となり、それをオリジナリティ(あなたしかできない事)として閉じ込めているような気がします。よくある「自分がいなければ現場は回らない。」という勘違いを生むのは、こういう所なのではないかと思うのです。現実は残酷で会社の仕事の大半は誰でもできる(代わりの人で何とかなる)という事実があり、それが会社のあるべき姿であるという事です。

組織から個人へ依存は組織の論理を押し付ける形となり、個人は自分の本当のオリジナリティが何かを見失ってしまうような状況になっているのではないかと思います。(※私のように平凡なスキル、メンタルしか持ち合わせていない人間はある程度仕方がない事だと思います。つまり仕事が分担されるのを口を開けて待っているタイプです。誰にでも仕事を「斡旋してくれる」という仕組みは、量産型の人間にとっては好都合ですし。)

 

ひとまずオリジナリティを見つけるために、会社の分類(役職ではない)を考えてみました。

有識者

業務を知っている人。製品を知っている人。概ね同じ業務や製品開発を渡り歩き、評判の良い人が該当する。コミュニケーションに不自由している人は「職人さん」というカテゴリーに含まれる。有識者でいたいという思いが強く、その道の最前線で働いていたいという希望を持っている。そのため「何も知らない管理者」にはなりたくないという思いが強い。

 

火消し屋

トラブルに対するコントロールを得意とする人。(というか、仕事ができるが故にいいように使われている人)業務に精通していなくとも人を動かす事ができる事を証明できる人。お客様をなだめると同時にプロジェクトを立て直す必要が有るため、全体的にゼネラリストが多い印象だが、問題が特定の製品に起因する場合は専門家が対応に当たる事もあるように思われる。組織的に偉くなりすぎると都合良く動かせないため、役職はそれ程高くない。火事の大きさによっては上級職の火消し職人が出動する場合もある。

 

手配師

人材を集める事がうまい人。金がある時はベストメンバーを揃えることができるので、プロジェクトはうまく行く事が多い。トラブルが発生すると手配自体が後手に回る事が多いので、現場の不満は増加する。しかし、人の手配すらできない管理者が多い中で、有能なメンバーを手配できるだけでも重宝される人材。

 

経験者(番外)

本当はそれほど業務に精通していないけれど、一度は経験した事があるような人が該当する。有識者は貴重な存在であるため、ヒエラルキーの下位に存在するプロジェクトでは拠り所として経験者を求める事になります。うまくハマれば使える人材になるため、重宝される人材です。「経験者求む!」というやつですね。普通の人は何かしらの経験者ではあります。

 

社内で苦労したくなければ手配師になればいいし、会社を愛するのであれば火消し屋になれば非常に評価されると思います。プライベートを犠牲にし、過酷な競争を勝ち抜いて一握りの有識者になる所まで至れば、何処に行っても通用するオリジナリティを獲得できそうです。私にはそこまでの熱意や興味が無いので難しいですが、世の中はそういう人たちが動かしている感じがします。

 

結局、オリジナリティを発揮すると言うのは凡人には難しいし、戦略的な要素(時代の流れに沿っている)も非常に大事だと思います。結局、「やりたいという気持ち(熱意)」と「世間的に通用するスキル」の掛け算が自分のオリジナリティなのかなと思います。まずは、社内だけではなく社外にも通ずるスキルを作り積み重ねる事が必要だと思います。それって、経験の中からしか作る事が出来ないので色々な経験をする工夫が大事ですね。そして…物事に対する興味や熱意を歳を取っても失っていかない事が大事なのではないかと思うのです。

 

(うまくまとまりませんでしたが…) 
おしまい。