顔認証の進化は世の中を変えそうな気がする。


顔認証「ブラックリストの人、瞬時に」 NEC開発強化:朝日新聞デジタル

 

顔認証によりブラックリストの人物を瞬時に見分ける事ができるという記事を見て思った事を書いてみます。(詳細までは確認していません。)

 

イケメンであろうがブサメンであろうが、顔認証は平等にその人の特徴を捉えて、人物を特定してくれるという事なのだと思います。特殊な顔の人だけ認証できても意味は無いわけで。外国人にとって日本人は堀が浅く同じような顔に見えるという話を聞いたことがあるので、日本人で判別できるのであれば外国人ならばもっと判別しやすいのかも知れません。

 

認証のためにはもとになる情報が必要ですが、顔の画像だけを考えるのであればいくらでも方法はありそうです。簡単に言えば防犯カメラの画像をチェックするという所かと思います。防犯カメラの画像であれば大半の人は撮影されても仕方が無いと思うでしょう。世の中にある防犯カメラがどのくらいの画質でどのくらいの量存在しているのか調べていませんが、年々高性能になり数も増加しているのだろうと想像されます。現在でも人が集まる所(駅、デパート、会社、等々)には間違いなく存在していると思います。恐らく防犯が目的であれば、個人に対して撮影許可を得なくても撮影して良いという事なのだと思います。

 

これって、顔と人(個人情報)を結びつける方法が確立されていなかったから許されていたのではないかと思うのです。大量の画像情報を処理して個人を特定するなんて事は凄いコンピュータを使っても無理だろうと。

 

完全に私の妄想なのですが、本当は個人を特定する方法をイメージしていたのではないかと想像してしまうのです。それは、運転免許証などの顔写真。顔写真の情報を使って顔認証出来たらすごい事が起こるような気がするのです。つまりかなりの人物について個人特定ができるのではないでしょうか。更にマイナンバーカードで顔写真の情報が集まってきたとしたら…。外国人はパスポートの写真があれば…。

 

もし実現されたら、日本人の監視はかなり容易になるかも知れません。だいたい、悪い事をしなければ特定個人に興味を持たれる事は無いと思うので、それ程心配する事は無いと思いますし、犯罪が減る事になればそれはそれでいいなと思います。

 

そんな怖い事を想像しながらも、色々なものが顔パスで処理されていく便利な世の中になるのもいいかなと思います。

顔パスで改札を通り、顔パスで会社に入る。顔パスでパソコンのログインをする。昼食も顔パスで支払いが完了しお金を持ち歩くリスクがゼロになる。

 

近未来的なようで、そんな時代は近づいているのかも知れません。

 

おしまい。