90歳の運転手と刃物を持った不審者はどちらが危険だろう。

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子供を持つ親として、交通事故と不審者に関するニュースにはついつい耳を傾けてしまいます。数が多すぎて、特別な事ではなくなりむしろ日常的にあるから、どうやって対策を打っておくかの方が大切だなと思います。大人でも巻き込まれる事なのに子供にどうやって対策を取らせるか…非常に悩ましい問題です。

 

90歳の女性が信号無視で死亡事故を起こした。交通事故はいつも起きていてそれ程特別な事ではないのだけど、高齢者が乗る車に対して高齢者マークがついているから配慮してあげようという時代では無くなっていますよね。むしろ凶器を持った狂気が走っているから近寄るなというマークになりつつあるのではないでしょうか。

悪く言ってしまえば、路上で刃物を振り回す不審者と赤信号でも車を発信させる高齢者のどちらが危険なのか、ジャッジできない世の中になりつつあります。ひょっとすると、刃物を振り回している不審者であれば、即座に警察へ通報される分だけマシかも知れません。

 

直ぐできる対策として、高齢者マークを年齢と共に巨大化して発見した人が即座に避難できるようにして欲しいです。特に子供に分かるように鬼の絵にでもして貰えばもっと良いかも知れません。車が危険なのは変わりませんが、「高齢者が乗る車が特に危険」という事が分かればもう少し注意を払うように思います。鬼が走ってくると思えば、子供も気を付けるでしょう・・・。

 

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犯罪者に対して、「こんな事をする人には見えませんでした。」と言うけれど、高齢者が運転する車はどうなんでしょうか。少なくとも家族には、いつか事故を起こす危機感はあったのではないですかね。犯罪を犯す可能性が目に見えている人を放置しておくのは犯罪に加担してるんじゃないでしょうか。自分にも年老いた親がいるため、何歳になったら言うべきか迷う所ではありますが、犯罪者にするよりは早めに免許を返納させるのが家族の務めでもあると思うのです。

 

問題を難しくするのは本人の意志があるから。本当なら免許を返納できる理性的で頭の柔らかい人であれば事故を起こす事も少ないでしょうが、偏屈で自分の能力も判断できず免許を返納できないような人が事故を起こすから、この手の事故は相対的に減っていかないのではないかと思われます。

冷静な判断ができない=正しい判断ができない と言うのが根本的な問題なので、それが理解できる早い段階で刷り込みを行っておくか全面禁止にするか社会的に早く判断しなくてはいけないと思います。ダメもとでも良いから、高齢者対策としてNHKでもっと呼び掛けて欲しい。NHKが言えば言うことをきく高齢者もきっと多いはずだから。

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とはいいながら法的に全面禁止にしたらしたで、田舎では無免許運転が常態化するのは目に見えています。山の畑に行くのに車以外は無いでしょうからね。そういう所に関しては別の対策は必要なんだと思います。

さっさと自動運転のハンドルもブレーキもいらない車になれば良いなと思いつつ、それってバスやタクシーでなんとかならんの?とも思えます。もっと言えば車のいらない地域に住むようにしてセグウェイのったらいいんじゃないかとか、日本だと難しいんですかね。個人的には高齢者が老害と言われるのも好きではないのですが、目に余る事が多くて問題ですよね。自治体は老人教育にもっと力を入れていくべきでしょう。

 

これからも10年位は高齢者による事故は増加していくと予想されます。高齢者の運転する車が見えたら、直ぐに非難する。自分の身は自分で守る。高齢ドライバーは何もしていなくても、犯罪予備軍になっているのだから・・・

 

おしまい。