ハラスメントとオヤジ脳

パワハラモラハラ、セクハラ・・・少しの言動にもハラハラしなくてはいけない会社生活ですがいかがお過ごしでしょうか。年齢、役職、職制を問わず人間同士ですから何かしらイザコザはあると思います。職場では皆さんそれなりの大人になった人達ですからハラスメントに対する耐性は少なからず持ち合わせていると思います。たまーにとんでもなく耐性が低くてびっくりするようなことがありますが、成長過程での経験や世の中の動向に合わせながら、のらりくらりと平和に生きてこられるとどんでもなく耐性が低くなっちゃうんかなー(残念だなー)と思う時があります。沸点低すぎと言う人も同類ですね。(そういう人は例外なく自分が住みやすい職場を探すべきだろうと思います。職場を変えるより自分を変えた方が圧倒的に楽なんですから。)

 

おじさんと若い女性というリスク

私の同僚に私より少し年上の冴えないおじさんがいます。そのおじさんは若い後輩に対して仕事中にちょっかいをかけるのです。「おじさん→若い女性」この流れだけでセクハラと言われる可能性は非常に高いでしょう。「嫌らしい目で私の事見てた!」と言われた瞬間に死亡確定です。会社を首にはならなくとも、あの人そういう所あるよねーという噂になれば消化するのは無理でしょう。ですから、近づいただけで何か問題になるリスクと言うのは高いです。仲が良く見えればデキてると疑われ、女性がウンザリしている様子であればセクハラと言われる。世の中、自分達が思うように周りは思ってくれない怖さがあります。同僚のおじさんは早くそれに気づいて欲しい。自分が気持ち悪い存在である事を認めて欲しいと切に思うのです。それは彼が変な噂を立てられる事を心配しているのではなく、見ているこっちが気持ち悪くなるからに他ありません。

 

おじさんの脳は歯止めが利かないらしい

どうしておじさんは“おやじギャグ”を言う? そこにはおじさんの止むに止まれぬ事情が… #チコちゃんに叱られる - Togetter

 

おじさんの良くない所は節度を守らないという所もあります。某番組の中で、おじさんがおやじギャグを言ってしまう理由について解説していました。ざっくり言えばおじさん脳は、我慢した方良い発言も歯止めが利かなくなって出てしまうという事らしいです。いうなれば子供と同じレベルに退化していくって事みたいです。

それを聞いてピンときました。

政治家の皆さんでもおじさんだから、言っちゃダメな事も歯止めがきかなくなって余計な事を言ってしまうのだなと。

そうなると、普通の会社員おじさんでは、女性に対して言っちゃダメな事を言ってしまう言葉でのセクハラが非常に発生しやすい状況だという事です。(既に分かっていた事ではありますが。)詰まる所、ダメなヤツはダメなんですよ。脳が。脳がダメと言うのを理解した上で自制心を鍛えないとおじさんは危ないって事です。

 とは言え、職場の環境や人間関係に大きく依存するのは間違いありません。しかしそれにも落とし穴があって、回りが生暖かく許容してしまうことによって、俺は許されていると勘違いが生まれエスカレートしてしまうように思います。

 

とにかくオヤジ脳ギャグを言いたい年頃になったら、自分の脳を甘やかしていないか気を付けた方が良さそうです。

 

おしまい。