取引先を変えれば働き方改革がもっと進むはず

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毎日、毎日、ぼくらは・・・鉄板の上で焼かれてはいませんが、週末のお休みを心の糧にしながら働いています。
それなのに、なんで休日ってあっと言う間なんでしょうか。
そりゃサザエさん症候群にもなるってもんです。


世の中ではマイクロソフトさんが週休3日の方が生産性上がるんだぜ?という発表をしていて、中の人は余程優秀なんだろうなと思いを馳せていました。
自分の会社なら、間違いなく電話かかってくるね。うん。


ところが、こんな記事を見つけました。

headlines.yahoo.co.jp

 

連休を導入したから業績回復みたいな見出しは、ちょっとミスリードしているんじゃね?と思いましたけど、本当の事ならすごい事だと思います。

 休みを増やそうとしたらもっも働きたいという社員がいたそうです。働く事で自分の存在価値を示していくスタンス。私は悪くはないと思います。本心はは働きたくないけどね~、という部分まで見えてしまったら、まったく別の話になってしまうけど、そんなことは無いのでしょう。

 
休みを増やして生産性を上げる・・・。
すごいと思います。

社員のモチベーションアップが付いてこなければ、業績は急降下間違いありません!うちの会社のようにサービス残業が増えるだけだからです。
サビ残は悪です。ダメ絶対。(現場でも言えたらいいのに…)


社内を変えるのは重要ですが、働き方改革で最も重要なのは、取引先を変えるという点が見逃せないと思うんです。

 

私はお客様と直接話をしながらシステムを構築してますが、お客様の組織で関係者(口出しする人)が多く窓口の担当者が弱い立場だと、だいたい上手くいきません。もしくは上手く行かせるために多大な労力が増えます。
なぜって、口を出すだけの人は責任を取らないから。
なぜって、立場の弱い担当者は口を出す人のいいなりだから。

 

私たちもビジネスとしての納期厳守や品質確保に関しては、自分たちの仕事(コントロール範囲)なのでチーム全体が納得しやすいです。納期や品質というプライベートでも当たり前に感じる事は自分事として認識しやすいからだと思います。

ラーメン屋でも、吉野家でも、マクドナルドでも納期と品質は守るようにしてますし、出てくる(納期)が遅れたらイラつく事もわかります。反対に注文したものを途中で変えたら、作り直す時間がかかる事ぐらい普通の人ならわかります。

 

でも、業者任せなお客様はそれが理解できないんです。
わかったフリをして作業員を増やせばなんとかなるだろうって言うわけです。
それ、マクドナルドでも言うの?と言いたくなる。

 

もちろん、状況は全く違うので同じように扱う事はできませんが、本質は同じ事なんですよね。予定していた人員計画なんてすぐには変えれません。人が足りなければ調整する時間も必要です。マクドナルドだって客が並んでるからバイト増やせよと言われても、すぐには出てこないのと一緒ですよね。
なぜか組織の代表者という意識になると、おかしくなっちゃう人がいますね。

 

私たちは予定から大きく外れたり、後戻りが発生すると志気が下がります。頑張ってやった事が無になる事をとても苦手としているのです。(たとえ給料を貰ったとしても)予定が不定になる働き方改革は間違いなくうまく行かないです。
本当に働き方改革を進めるのなら、ダメな客から離れる事が改革の一手だと思います。 とは言え、ビジネスはそんなに単純ではないので営業と共に根気よく説明してお客様のやり方を変えていく事ができれば良し、ダメならば徐々に別のお客様へ変えていく事が最善です。

官公庁の人たち?
絶対に変わらないでしょう。

施行日が決まっている法律なのに、直前まで(案)のまま要件投げてきますからね。最悪だと正式が届かないまま施行日を迎えますから・・・。直前までがんばるって「やり切っ」たと思っているエリートが原因なんでしょうね。
エリートしかいないはずなのに、ものごとが決まらないんですよね。

官公庁の働き方改革が実現すれば、日本全体の働き方改革が進むんじゃないか・・・そう思う次第です。税金を無駄にしている原因がどこにあるか、さっさと気づいて欲しいものです。

 

 

おしまい。