夏だからいらないものを捨てよう。夏の大掃除。

早くも8月中旬です。何しろ時間がたつのが早くて仕方が無い。ついこの前、「今年の半分が過ぎました!」と言っていたのだから、今年で考えれば既に後半戦に突入しているという事になります。仕事に関しては横に置いて、プライベートに関して何か一つでもやったゾと言えるようなものを作れると、充実した一年だったと思い込む事が出来て便利だと思います。

 

夏が終わりに近づくにつれ、暑さも和らいできます。この時期は大掃除をするのに良い季節だと思うのです。「大掃除って年末にやるもんでしょ?」という考え方が大半だと思うのですが、子供の頃から年度末のクソ寒い時に掃除なんてしなきゃならんのだろうと疑問でした。一年の汚れを一年を跨ぐ直前に落とすという事はとても意味がありそうに思ってしまいますが完全に錯覚です。今の日本人にとっての大晦日や元旦ってそんなに重要でもないし、気分が改まるわけでもない。そもそも、宗教ごちゃまぜでイベントを楽しむお国柄なのだから、大晦日や元旦は単なるイベントのある休日という感じではないでしょうか。進学や就職など異動の多い4月の方がむしろ重要な意味を持つし、前年度の懸案事項を水に流せるいいチャンスだと言えます。

 

だったら、「大掃除は3月が良いタイミングじゃないの?」と言ってしまいそうですが、学校や会社を問わず4月に向けて色々な準備をする必要が有るため、とてもじゃないけど掃除なんかしている気分ではないと思います。新しい事の準備をするついでに、要らないものを捨てておこうかなーという程度が限界ではないでしょうか。後腐れなく捨てていく事は良い事かも知れませんが、忙しさによって誤った判断をしてしまう事も気にしておく必要が有るでしょう。

 

という事で、夏の大掃除が良いのではないかと思うのです。

  • 気候が穏やかで年末に比べて圧倒的に寒くない。
  • 水仕事が楽。むしろ水に触っていた方が気持ちが良い。
  • 沢山のゴミが出ても、(気持ち的に)段階的に捨てる事が可能。
  • 日が長いのでのんびり活動できる。
  • 年末よりは休みがとりやすい
  • 衣替えとセットにする事で、要らないものを判別しやすい
  • イベントが少ないので落ち着いて作業できる。

思いつくのはこんな感じでしょうか。

さすがに夏真っ盛りに掃除をしていたら熱中症になる可能性が高いため避けた方が良いでしょう。夏の終わりから秋が近づいて涼しくなってきた頃が最適なシーズンなので、年末年始で大掃除をしている部分を入念に考えて見ましょう。

レンジフードの掃除やエアコンの掃除を代行業者に頼む場合も、年末年始のような日本中で注文が殺到している頃よりも、特にイベントもない閑散期に頼んでしまった方が、安く上がると思います。(シーズンによっては割引キャンペーンはあると思うので、確認が必要かも知れません。)

 

最後に、夏の終わりは祭りの後って感じですよね。何もイベントは無くとも、暑さ故に気が大きくなっていた所を、秋口に向けてだんだんと整理していくようになると思います。そのタイミングに合わせ、心と体と部屋の中も整えていくというのは自然な事だと思うのです。「みんながやっているから」という事よりも、一番効果的にできるタイミングを重視した方が良いでしょう。

 

おしまい。