一人の時間が増えた人、一人の時間が減った人

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私は適度な距離感が好き

皆さんお疲れ様です。
会社がオリンピックのために準備していたテレワークを今こそ有効に使うべき!という事で多くの社員がテレワークをしています。

しかし、基幹システムのお守りをしている人たちは現場に出向く必要があるので完全なテレワークと言うのは難しいですね。コロナだからセキュリティに甘くなるというのは許されないわけで。

 

そんな基幹システムのある仕事場は、どこにお客様の目と耳があるか分からないのでちょっとした緊張感があります。(すで緊張感を失っている人もいますけどね。)

なので、緊張感から生まれるちょっとした距離感を保ちながら仕事ができる所は良い所かなと感じていました。社内だといつまでも世間話をして仕事が進まない面倒な人がいても、無下に断れないから時間だけが無駄に流れるなんて事も多いからね。

 

テレワークする前はもっと距離感が生まれると思ってました…

 

テレワークの方が距離感が縮まる事もあった

「面と向かって話さないと、本心は分からないみたいな」言い伝えがあると思います。(表情とか雰囲気でわかる事もありますけどね。結局はその人との関係性。)それってテレビ会議でも十分わかるって事で良いでしょうか?

私はカメラ慣れしていないので、何となくもどかしいと感じるしディスプレイに映っている顔から雰囲気を知るのはちょっと難しいと感じる派です。だから、テレビ会議のミーティングはライトな感じで終わって印象が薄くなる傾向があります。無駄話をせず淡々と進めるには効率的ではあります。慣れは必要ですね。

 

そんな思いとは無関係にテレワーク&テレビ会議で物理的な調整のハードルが下がった事で気安くテレビ会議を入れられるようになってしまったのです。非常に断りにくい。パソコンの前に座ってますけど、別の仕事もあるんですが・・・

3密を避ける行動を推進する事によりテレビ会議で密になる機会が増えたという事なんです!!。いやはや別に望んでなかった。テレビ会議なら内職できるので、マシと言えばマシなんですけどね。そこの距離感は縮めてくれなくてよかったのになぁ。

 

一人の時間が増えた人、一人の時間が減った人

テレワークは一人で集中できるメリットがあったはずですが、テレビ会議が流行りすぎてメリットを相殺されてしまったと感じます。こんな状況ではテレワークボッチとテレワーク強者の格差が生まれているような気がしてなりません。

・新しい事が苦手(ZoomとかTeamsとか嫌い)

・空気を読めない人(TV会議のトーカーは譲り合いになる)

・話を聞いてない人(内職しすぎて、振られた時に答えられない)

 

成果を出せれば良いという話をよく聞くのですが、個人プレーの割合が低い職場だとなかなか難しいです。ビジネスでの良し悪しを最終的に決めるのはカネの話(全体の費用対効果)になっていくので、単純な結論を出せるわけじゃありません。

 

大半はコミニュケーションツール

コロナだからという理由でIT化が進んだのは間違いありません。印鑑さえもなくすような動きまで出てきました。ITでできる事はIT化するという当たり前の進化だと思います。その反面、強制的に働いた大きな変化がマイナスに働くような事があるともったいないと感じます。例えばセキュリティ事故が起きたり、コミュニケーションがはかどらなかったりした場合に、ツールの責任にされる事です。ツールの進化についていけない人は勝手に置いてきぼりになればいいですけど、それが偉い人とか声の大きい人だと置いて行かれたくなくて足を引っ張りますから。それこそボッチになっていくとは思うけれど。


今後の世の中がどの方に向いていくのかわからないですが、流行りを追わずに実利を終えるように組織として考えていく必要がありますね。流行りに乗る必要性もリスクも隣り合わせだから。
そして、ボッチ作業を増やす方がいいのか、話しながら作業をする方がいいのか会社の色や部署のをハッキリさせて進化したツールの立ち位置を分かりやすくする必要があると感じます。

 

おしまい。