日常の魔力にやられたゴールデンウイーク

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連休は家で過ごして良いのだ

大型連休が近くなると発生する「どこかに出かけなきゃいけない」という無言の圧力を全く感じなかったこと。連休に家族でキャンプや旅行をするパターンが多いのだけど、毎回となると義務化されてるようにも感じてしまう。連休ってどこもいっぱいだから、数カ月前から計画を立て予約を取り準備を整えてっと・・わりと気が重い。
誰かコーディネートしてエスコートしてくれたらいいのに。

 

職場で旅行土産を配る風習も別の圧力を感じる原因だったりする。貰って悪い気はしないけどバレンタインデーの悪習にも感じるし、私なんかに気を使わせて申し訳ねぇなぁと感じたりする。こっちはキャンプに行って土産とかないし、そんな遠くに旅行に行くなんてめったにないからなぁ。 

あと、ネズミーランド産のチョコレート菓子を貰うと「俺たちの事は気にするな、自分たちだけで楽しめばいいよ。」って言いたくなる。とは言え、信玄餅とか通りもんのみたいな名物でうまい場合はテンションが少し上がるので良き。つまりミーハー。何よりネズミーランドより話を広げやすい所も◎。
若い子は風習を受け継いでないけど、まぁそれでいいと思う。そんな所に労力を使うなら別のコミニュケーションをすればいいと思うしね。

 

休みがあっても頑張れない

テレワークからのゴールデンウイーク突入により家にいる時間は段違いに長かった。間違いなく家での時間が増えたはずなのに、休日感は例年比で50%の大幅ダウン。
正直、自分の行動も良く分からなくて、時間にゆとりがある=日常的な家事を丁寧にやるという公式になっていたみたい。我ながら時間の使い方が本当に下手。
連休は家で過ごしても良いのだと思ったけど、日常から脱出しないと休日感をアップさせる事はできませんでした。やはりキャンプや旅行はとても有効だと思う。休日を豊かにするには時間や空間を切り替えて日常から抜け出す事に意味があると思う。

キャンプや旅行に出かけなくても、食事はUber Eats、家事をダスキンで済ませばキャッシュを時間を作る事はできる。でもそうしたいと(強くは)思えない。時間と空間の距離を取らないと日常がいつも足を引っ張ってる。アレやっとかなきゃ~って。


気が付いたらGWは過ぎ去っていて…大半はゲーム(あつ森ではなくFF7 Remix)に時間を費やしていた。これこそ自分らしい生活なんだと思う反面、時間があっても何も頑張ばれなかった…。 言い訳するなら家族と過ごすのも日常なので、日常に足を掴まれていたという事なのだと思う。「時間があるからできる」というのは日常の前では無意味な言い訳でしかなかった。

 

おうちゴールデンウイークでわかったこと

出かけない事にもメリットはあるし休日感を高めるために無理して外に出かける必要は無い。しかし、日常は思ったより手ごわく日常の延長で時間を取られてしまう。(専業主婦ってこんな感じかなと想像してしまった。)

「時間があるからできる」と言うのは無意味。日常がとなりにあると「時間があるからできない」という矛盾におそわれる。同じ失敗を一生繰り返すと思うけど。逆に、何か頑張ろうと思ったら日常になってないとダメなんだ。日常になってしまえばその強い力で続けられるし頑張れるのだと思う。

 

これほど長い時間、家に引きこもる事は、この先は無いと思いたい。そう考えれば良い経験だったかも知れない。老後はこういう日々が続くのだろうか。いやいや何かを見つけて日常に組み込んでおかないとあっという間にボケそうな気がするなぁ。

まぁ、何かを見つける・・・それが難しいのだけどね。
だから、このブログも地味に続けていこうと思います。
(読んで頂いてありがとうございます)
 

おしまい。

#おうち時間