洗濯機が壊れて家電の事を考えた

電化製品は故障する

洗濯機が壊れた。
壊れたと言っても本体ではなくタッチパネルがほとんど反応しない状態になってしまったのだ。まだ3年も経っていないのに・・・日本の有名メーカー製なんだけどな。
価格コムに不安な口コミがあったので気にしてたのだけど、ウチでも同じように故障してしまったのでレアケースという事でもなさそうだった。
スタートボタンは押すことができたため、自動コースでは洗濯ができたから不幸中の幸いだったけど使えない日が続くと結構つらいと思う。
サポートは2週間くらい待ったけど保証期間内だったので無料で済んだのは良かった。生活家電は地元の量販店で買って長期保証は入っておく方がこういう時安心できる。

 

洗濯機は早かったが多くの家電は10年経つと色々壊れて買い替える必要が出てくる。
お風呂の湯沸かしも不調になり修理に来てもらった。替えの部品があるものは直ぐに直して貰えたが部品が無いものに関しては数ヶ月待ち…。壊れやすく影響が大きいものはストックがあるが10年経ってくると保守部品も無くなってコストも時間もかかってくる。電球さえ同じものを探すのを苦労するよなぁ。


家電はいつかは壊れる。壊れない方がラッキーなだけで計画的に買い替えを検討したい。壊れてから買う想定だと使えるようになるまでの不便に対するストレスが大きいから、余裕がある時にゆとりを持って検討しておいた方が良いと思う。今回は修理で済んだから良かったけど、買い替えだと予算も含めて短期間での検討事項が多い。それほど興味が無いものの買い替えは考えるのが面倒くさい。とは言えどれでもいいよと言えるほど裕福でもないしね。

ハイエンドとローエンド

最近はハイエンドとローエンドの差がはっきりして、ローエンドでは物足りないけれど、ハイエンドを買うほどじゃないのが増えた気がする。その反面、この機能にこの価格差は払えないな~と思ってローエンドを選択する事も増えた。価格差分だけ故障が少ないというなら検討する要素だけど、そういうものじゃないから何とも言えない。(長期のサポートは高額な方が有利だと思うけど。)そもそもハイエンドを買える人は壊れたら買い替えるだろうからほどほど使えたら十分なのかなと思える。

 

ハイエンドの難しい機能をウリにされても勉強不足でピンとこないし、使うシチュエーションが想像できないためローエンドを選んでしまう時もある。生活様式は人それぞれだから必要な機能も違うのは分かる。でも、家電に共通して求められるのはシンプルで面倒が少ないという事は明らか。メーカーが便利と宣伝する機能でも、自分の手間が増えるならきっと使わない。製品が自動で判断してくれて発動する機能(自動お掃除機能とか)のように意識しないで効果でる機能の方が気が利いている。

いっその事、冷蔵庫の中身をチェックしてAmazonに発注してくれる、レシピはUberEatsに注文してくれるか必要な食材を届けてくれる みたな生活様式が当たり前になったら便利だろうけど。それももう少し先になりそうだ。

良いものが安くなっているけれど

わがままな願いだけど、どこのメーカーも売れ行きが悪くてもハイエンドは作り続けて欲しい。無駄な機能がいっぱいあるってのでも良いから。必要十分な機能とそれに見合う価格の製品しか買えないけれど、選択肢が失われたらで安い方でいいやってなると思う。そうなったら日本の会社は終わりなんじゃないか、と思うので。

 

おしまい。