会社から評価されること、自分で評価すること

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上期が終わって、業績評価の時期になりました。
会社勤めの方は形は違えど同じような事をされているのではないでしょうか。


上司との面談を行うため、前期に設定した目標の結果を書かないといけないのですが・・・まったく言葉が出てきません。理由は簡単です。半年も前に立てた目標の事なんて覚えていなかったから。目標を立てる時も真剣だったのか?と言われたら、もちろん真剣には考えていませんでした。


目標の立て方は、達成できると思われる事をベースに書いて、ちょっと気の利いた事を少しずつ差し込んで目標としていい感じに仕上げるといった具合。
嫌な事をさっさと片付けるため、これまで培われた無駄なテクニックでやっつける。


組織の中では上司も自分もいい感じのストーリーを作って、いい感じに終わらせる必要があります。できもしない大きな目標を立てて、「はい、できませんでした。」では済まされないです。上司も自分も「無能」という評価がついて終わりです。


残念ながら、そんな事を毎回繰り返しています。
こんな事をやってたら自分のためにならないなと思いながら、変えることができないのです。

 

会社が報われる目標に向かって努力するのが会社員であって、自分は報われなくとも、会社が報われることを優先されます。それが自分の評価につながり、給料やボーナスの査定が良くなることにつながっているから。

でも、形ばかりの事をやっても会社の外からは評価される自分にはなれない事はわかっています。会社の目標が自分の目標と重なることはほとんどないからです。

・・・


成功が見えている目標なんて、目標では無いと感じます。
成功が見えている目標を立てることでいつも通りの力でやり過ごそうと考えてしまうから。会社からそれなりの評価を貰えればいいかと思ってしまうから。
でも、本当は自分が平凡な三流社員だから、このような状況になってしまっている事も気付いています。デキル社員のように新しい事やチャレンジングな事に挑んでみようという気迫や失敗しても投げ出さない覚悟が足りないからです。

 

これからも会社員として生きていきます。
これからも同じように会社から評価されるでしょう。
だからこそ、成長を期待される年齢ではない自分は、今後の人生の目標設定と評価を自分自身でやるべきだと感じました。(いまさらですが。)
会社とは離れたところで、家族、健康、お金、今後の人生の目標を設定しないと道に迷う事は間違いありません。たとえ、会社から蹴られたとしても幸せに生きていけるように。自分の評価なんてあてにならないですが、やらないよりはよっぽど良いと思うから。


おしまい。