昇進したくなる会社に勤めたかった

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会社に期待される事

私は昇進のオファーを断り続け上司をがっかりさせている。
その理由が玉突き人事であっても会社員であれば受ける必要はあると思うけれど。期待値が0に限りなく近くても、0ではないと思ってる。もしかして0かもしれないのだけど、マイナスになれば肩たたきが待っているのだから、会社とは、上司とはうまい事やっていく必要はある。

年齢が上がると給料が上がるから期待値も上がるんだという話はあるけれど、日本の会社は名選手が名コーチではない事をいつになったらわかるのかな。

ロートルになって戦力外通告を出すのが難しいからなのかも知れないけど。

 

昇進のメリットとデメリット

昇進する事により給料は上がる事は間違いない(もし上がらない状況だったら組織として終わってる!)と思うけれど、与えられる責任に対して給料の上り幅が少なすぎるのが最大の問題だと思うのです。

上り幅は何を基準に考えるか難しいけれど、副業したよりも圧倒的にトクと思わせるぐらいは必要でしょう。副業?稼げるわけないじゃん。短絡的にはそう考えてしまいますが、万が一会社が傾いた時に人生のリスクヘッジとなる事は間違いありません。もし社内調整に明け暮れる事になるのなら、その無駄な時間を別の事に当てるべきだろうと思うのです。社内調整に汗を流すくらいなら別の事に時間を使う方が幸せになれるのでは?

 

 私が入社したころは課長でも仕事もせずのんびりしている人を数多く見かけました。そんな人たちは今では絶滅危惧種です(まだいるような会社は逃げた方が良いかも・・・)。仕事のできない奴らは一掃されて担当者よりも忙しくしている場面も多く見かけるようになりました。それでも肩たたきにあう可能性は残っているわけです。

 

成果主義が似合わない

これまでの日本的な会社が諸外国のような成果主義を求めるのはかなり困難だと思うのです。意識が高い会社では1on1とか言ってますけど、退職間際の連中が10年後の夢を語っても気味が悪いだけじゃないですか。逆に俺たちはいなくなる側だから~とか言うのは正直だと思いますが、そんな人たちと話をして何になるのか訳が分かりません。

出世する事がどれだけ自分にメリットがあるかを話してくれないなら出世する必要を感じなくなるのは当たり前だと思います。メリットが給料と言うなら手当てが付く程度の話はして欲しくないですよね。その手当程度の金額を別で稼げるように努力した方がナンボかマシだと思うから。

 

逃げながら生きて行く

ひとそれぞれ求めるモノは違うので好きなように生きれば良いのは間違いないのだけど、「会社が好き」とか「会社のために」と思える人はうらやましいです。
多くの肩たたきを見送ってもなお、会社が何とかしてくれると思っていると自分の番になった時に怖いなとは思っています。

だから、私は何かから逃げるように頑張り続けようと思うのです。
会社だけ頑張るのではなく、会社とは関係のない所でも頑張り続けようと。

だから、家族サービスも含めて頑張らないといけない。
頑張る事、多すぎですね。

 

 

 おしまい